2017年11月13日月曜日

13のレイと界(プレーン)







13のレイと界(プレーン)

Cobraが解説したように、宇宙はソース(絶対的原理)とその理論的な反対物である初期異常(偶発性、無分別)との相互作用の結果として現出している。
 
ソースは、その神性意志により宇宙を正しい方向へと調整し、ヒーリングし、ソース自身と再結合させる。
しかし、その力は異常(アノマリー)により限定される。
 
宇宙は事象の様態としての種々の界(プレーン)に配列されており、それら(界)はソースの顕現と異常の現出の様々な割合を現している。
最も高次の界はソースによりほぼ完全に浸透されている。
より低次の界に降るにつれて、異常がより顕著に現れるようになる。
 
ソースの意志はそれ自身を組織だった調和のとれた12のレイとして宇宙に具現化する。
中央の第13レイはソースの意志である。
そして、そのほかの12のレイはcobraによれば、以下のとおりである。

1   白/エレクトリックブルー:意志
2   ピンク:愛
3   ライトブルー:創造的な知性
4   パールホワイト:調和
5   トパーズブルー:具体的な知識
6   ルビーレッド:理想主義
7   ヴァイオレット:具現化(マニフェステーション)
8   褐色がかったピンク:神の恩寵
9   灰色がかった青/ヴァイオレット:天才性
10 オパールホワイト:統合
11 ヴァイオレットブルー:次元間のリンク
12 アクアマリンブルー:絶対的なポジティブさ
 
私は、我々はそのレイの色に対応した炎あるいは光をイメージすることによって特定のレイに繋がることができると理解している。
あなたがたは恐らく、第7レイには馴染んでいることだろう。
紫の炎として。
そして、第10レイについては、ANの白い炎として。
我々はまさしく同じようなやり方で他の全てのレイを用いることができる。
 
これらのレイは占星術における十二宮の原型となっている。
とはいえ、これらのレイが地球に到達する前にヴェールがこれらのエネルギーを歪めているので、ほとんどの人々はこれらをよりネガティブなものとして体験している。
我々はこのことについて、オリジナルのポジティブな原型と繋がることによって、援助を与えることができる。
 
これらの12の原型は宇宙全体に遍在している。おのおのの星座あるいは星系は固有のレイを定着させている。
しかし、一方で、全てのレイはおのおのの星座あるいは星系に存在している。
それは大変精巧に組織された複雑なフラクタル系である。
例えば、我々がよく知っている12の星座は12のレイを送り届けている。
一方で、他の星座はそれらのレイを銀河の他の部分を通して送り届けている。
我々の太陽系は第2レイを定着している。言い方を変えると、第2レイはこの太陽系での支配的なレイなのである。
この第2レイと同時に、全てのレイが種々の惑星によて、この太陽系に定着されている。
 
我々は同じようなフラクタル系を個別に見いだすことができる。
おのおのの存在はそれらに支配的なエネルギーに対応した固有のレイを有している。
一方で、各々の存在は全ての12のレイをその内側に宿しているのである。
ソウルファミリーは12のレイに対応した12の存在からなるソウルメイトグループによりなっている。
 
我々はソースのことをどこか空高くあるいは高次界といった外界に存在する外的意識ではないことを思い起こす必要がある。
それは創造者としての神ではなくむしろ、法則、原理、全存在の原因と捉えるべきである。
我々はそれを正確に記述することはできない。
しかし、それは遍在し、我々はそれの転生したものなのである。
我々の最も深淵の様相なのである。

界が高次であればあるほど、全てにおいて差異が認められない。
より流動性に富んでいて、統合されており、凝集しており、調和している。
言い換えれば、異常がより少なければ、創造物はワンネスを反映したものとなる。
我々は、最も高次な界において、まさしく一つの光としての存在なのである。
そこでは、我々は我々のハイアーセルフの最も高次の様相を見いだすのである。
そこでは、全てが凝集し、全体として組織されており、私のハイアーセルフ、あなたのハイアーセルフという区別はなく、ただ一つのハイアーセルフがあるのみである。
 
界を少し降ると、言い換えれば、事象の密度を少し上げると、この統合された一なるものはより異なったもののように識別されるようになり、いまだに全体的な凝集した調和のとれたものと捉えてはいるものの、それぞれの様相をより区別できるようになってくる。
我々はそこで、様々なハイアーセルフがそのエッセンスとしての12のレイを各々具現化しているのを見ることができる。その各々のレイはそれぞれ特別な大天使により体現されている。
第7レイは大天使ザドキエル、第10レイは大天使メタトロンによって体現されているといったように。
我々はまた、サンジェルマンのハイアーセルフが第7レイの顕現であることを知ることができる。
これらの二つのレイはこの惑星において、よし知られ、より利用されてきた。
何故ならば、それらの変性作用のゆえに、浄化プロセスの途上にあるこの惑星ではこれらのレイがより必要とされていたのである。
(第2、8および9レイもまた、強力なヒーリング特性および変性特性を有している。)
ソースの顕現に伴って、我々はこの現実世界に、我々の生活のために、また、この惑星のために、そして、導かれているのであれば、この世界をヒーリングする援助をするために、世界を調和の取れた全体として再組織化するために、レイを定着させるよう求められている。

更に界を降っていくと、全てはだんだんとより識別されるようになってくる。
ここでアニー・ベサント(訳注:英国の作家、神智学運動家。
11:11アンタリオン転換においてしばしば言及されるクリシュナムルティ(インドの神秘家。
クートフーミの弟子として知られる)の後見人として知られる)によるメンタル界の記述を彼女の著作‘人間とそのボディ’より引用してみよう。
「そこはハイアーセルフとロウワーセルフ/人格との境界であり、ハイアーセルフのより高次なメンタル部位と人格のより低次のメンタル部位の境界です。」この記述はこの原理を理解する上でとても有益である。
 
メンタル体はアストラル体とは異なる。それはアストラル体と肉体の結合体として作用する時、人間の形態と特性の明瞭な表徴となる。
それは楕円形の卵のような形をしており、肉体とアストラル体に浸透している。
そして、それらを光を放つ大気のように取り囲んでいる。
それは人間の知的な成長が進むにつれて、拡大していく。
人間がマインドの高次の潜在能力を発達させるにつれて、その卵形のメンタル体がより美しく、光輝にあふれる様相を呈することは言うまでもない。
それは、アストラル界に由来する視覚では捉えることができない。
しかし、マインド世界に属するより高次の視覚により見ることができる。
物質界に生活する通常の人間が、周囲をアストラル界が取り囲んでいるにも関わらず、アストラル界に属する感覚が目覚めない限り、そのアストラル界を見ることができないように、物質界とアストラル界に属する感覚のみが目覚めている人間には、メンタル界に属する感覚が目覚めない限り、メンタル界の事象を見ることができない。
たとえ、周囲をメンタル界が取り囲んでいるとしても。
 
これらの鋭敏な感覚、メンタル界に属している感覚は、我々が物質界で慣れ親しんでいる感覚とは大いに異なっている。
いわゆる(複数形の)”感覚/senses”は誤った呼称であり、メンタル界におけるそれは、(単数形の)”感覚/sense”と呼ぶべきものである。

”マインド”は、その世界の事象を直接的に、五感を超えた全一的な(単数形の)“感覚/sense“で把握しようとする。
メンタル界には視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を担う器官というものが存在しない。
この世界(物質界)において、我々は、全てのバイブレーションをこれらの個別の感覚器官を通して感受する。
しかし、その(メンタル界の)領域においては、マインドで事象を捉えようとする時、これらの諸感覚(senses)は一つのもの(sense)として生じる。
メンタル体はそれらの諸感覚(senses)を同時に一つのもの(sense)として感じるのである。
全ての事象を至るところで一度に捉えるのである。
 
この感覚(sense)が印象の集合体を感受する有様を言葉で伝えるのは簡単ではない。
このような感覚を訓練によって身につけた学徒が会話を行う場合を想定してみるとよい。
このような人物のマインド領域で発せられる会話では、色、音および形態が統合された状態で一度に全てが語られる。
完全なる思考は、色、音および形態が個別的に捉えられた断片的な情報としてではなく、色彩と音を同時に伴う統合的な様相でもたらされる。
  
何かの言葉で表現するとすれば、シンボルという言葉になるだろう。
完全なる思考はある種のシンボルで表徴される。
色彩を伴った言語、神の言語により、秘儀を授けられた人物によって書かれた太古の書物について聞いたことがある人もいることだろう。
その言語は多くのchelas(ヒンズー教の弟子たち)に知られている。
   
形態や色彩について考察するならば、マインドの世界において“語り”がなされると言うことは、一つの思考が一つのバイブレーションとして、形態、色彩および音が統合された状態で現れるのである。
マインドは色彩を単独で考えるのではない。
音を単独で考えるのではない。
形態を単独で考えるのではない。
それは名状し難い事象を複合的なバイブレーションとして捉えるのである。
マインドによる思考は統合的なバイブレーションとして表現されるのである。

マインドの世界において、事象は常にバイブレーションとして捉えられるのである。
そして、そこから、色彩が、音が、形態が派生して生じて来るのである。
そして、もし、人がアストラル体および肉体から遠く隔たったマインド体として機能している時には、その感覚器官による制限を超越して自由であることを見出すであろう。
低次元の世界では、個別の感覚器官により感得した事象を個別の感覚により語ることになる。
一方、マインド界という高次元の世界では、全ての事象をバイブレーションとして統合的に語るのである。

メンタル体は、通常は卵形ではあるが、もし、人がその界に習熟し、使い慣れているならば、望むがままにその形態を変形させることが可能である。
肉体を覆っているメンタル体は、肉体に比べ、差異がより少なく、より流動的なのである。
我々のハイアーセルフは人間のような形態をしているのではない。
光そのものなのである。
高次元の世界とはそのようなものなのである。
それゆえ、我々は我々のことを文字通りの意味で光の存在と言うのである。
 
通常、スターシードは、より高次元の界から低次元の界に降ってきた存在であるゆえに、より高次元のボディを備えており、それゆえに、物質界に慣れていないこともしばしばである。
このことは、非常に多くのライトワーカーが、平均的な人類に比較して、アストラル界に属する願望やメンタル界に属する思考を土台として活動しがちであり、しばしば、感得した事象を物質界の現実に即して表現することに苦労している実情を反映している。
このことは、この惑星上のエーテル界およびプラズマ界が闇の強い影響下にあり、その力が、高次元界における事象が物質界に反映されることを妨げているという現実をよく反映している。
この惑星では、浄化の訓練、全ての界における倫理的訓練、高次元の界から低次元の界に向かって、事象を具現化するにあたっての訓練が不可欠なのである。
 
スターシードではない大部分の人類は、低次元の界から高次元の界へと進化してきた。
我々は光の勢力からのインスピレーションの力を借りて、このような人類の歴史を敷衍することができる。人類は徐々に種々のボディを発達させることを学んできた。
アストラル体の発達は18世紀後半の、サン=ジェルマン伯爵の手引きによる、基本的人権に関する宣言やいくつかの国民による憲法の制定など、倫理的原理の具現化へのブレイクスルーとなった。
更に時代が降って、19世紀後半には、メンタル体の発達が産業革命や神智学の興隆をもたらした。
闇の勢力が人類の進化を妨害しているにも関わらず、明白な進展が人類にもたらされた。

今や我々は、惑星レベルにおいて、次の界、ハイアーセルフの界であるメンタル界への境界膜の突破に向けての進化のために働いている。
それは非常に大きな、非常に顕著な変化をもたらすであろう。
それはこの惑星世界における低次の二元性および闇を終わらせ、光とワンネスのより高次の界への極めて重要な移行をもたらすのである。
そして、この移行は低次の界への光の大量降下をもたらし、闇を終結させ、全ての被造物における純粋な光の現実世界の先導となるのである。
このプロセスは低次界と高次界との間の橋の建設の開始として記述される。
それは、惑星レベルにおけるantakharana (個別的人格とハイアーセルフとのリンク)あるいは虹の橋とも呼ばれる。
人類個々のハイアーセルフとの繋がりの発達は、惑星のエネルギーフィールドに影響を及ぼし、その進化を援助することとなる。
Cobraによってもたらされた女神のヴォルテックス(我々が日曜日のアセンション瞑想の時に視覚化する虹のヴォルテックスのことである)のテクニックは、この進化のプロセスを援助することになる。
他の多くのライトワーク活動とともに。


Victory of the Light!